10月 30, 2017
多くのチームが、紹介プログラムのような手段を通じて自分たちのアプリのユーザーベースを成長させたいと考えています。紹介プログラムは、バイラルながらもオーガニックな方法で成長を促し、アプリに関する認識づくりに貢献します。最も人気が高いプログラムタイプの1つとして、アプリのコンテンツを自分の連絡先と共有するようユーザーを奨励し、その連絡先がサインアップしたりアプリで一定のアクションを行う(購入の完了など)時にクレジットを与えることがあります。自分のアプリのユーザーベースを成長させる方法はこれだ、とお感じなら方向性は正しいといえます。奨励付き紹介プログラムの構築はユーザーベースの成長に驚くべき効果を与えますから。
紹介プログラムを構築する時は、自分のアプリにはどのような機能が必要なのかを知ることが大切です。
大抵のチームは参照リンクの上に前述の機能の一部 たとえば参照リンク を実装することから始め、さらに強力な機能(ユーザーのクレジットの追跡など)の取り入れのためにスケールアップが必要だと後で気がつきます。
紹介プログラムのことを今回初めて知ったという方には、上記の用語が不明確な場合があるかもしれません。そういった不明確さを解消できるよう、知っていてほしい用語の定義をお届けします。
紹介プログラムで目指すものがわかり、関連用語にも慣れてきましたから、次に立ち上げのステップについて説明します(ちなみに Branchのモバイル紹介機能 は1 – 8のアイテムを無料提供しています)。
私たちの紹介リンクを使って採用を進めているパートナーのコメントをどうぞ。
クレジット紹介プログラムを6つのステップで立ち上げる方法:
あなたのユーザーは、このガイドが終了するまでに次の操作ができるようになります。
Branchでは、アプリが簡単な6つのステップでクレジット報酬プログラムを立ち上げられるようになっています
ステップ1:サインアップしてBranch SDKを統合する
包括的な導入フロー(サインアップして表示)に従って、ダッシュボードを設定しBranch SDKをあなたのアプリに統合します。
私たちのエンジニアによると、Branchの統合にかかる時間はあなたの友人がブリト ーを食べ終えるよりも短いということです.
ステップ2:被紹介ユーザーと紹介ユーザーの両方をターゲットとする紹介ルールを作成する
これは私たちの紹介プログラムを設定するうえで基礎となる部分です。Branchは、紹介ユーザーや被紹介ユーザーあなたのアプリでアクションを行う時に両者に割り当てられるクレジット数を知っておく必要があります。
ダッシュボードで報酬ルールのさまざまなコンポーネントを設定する方法については、このガイドをご覧ください。
このデモでは、signup_completeイベントで両方の報酬ルールをトリガーするものと仮定します。
ステップ3:ログインしたりあなたのアプリでアカウントを作成したユーザーをすぐにBranchへログインさせる
アプリへのSDKの統合も含め、私たちの包括的な導入フローを完了した後は、コードをいくつか追加し、ユーザーのアカウント作成時やあなたのアプリへのログイン時にsetIdentity()を呼び出してそのユーザーを特定できるようにします。大抵の開発者は、ユーザーがsetIdentity()関数で作成したものと同じユーザー名を渡します。これによって、あなたのアプリのユーザーをBranchのユーザーにマップしやすくなります。
setIdentity()が正しく実装されれば、ユーザーがリンクを作成したりイベントを起動(ステップ4で解説)させると、そのユーザーは各アクションに正確に関連付けられます。
ステップ4:ユーザーがアクションを行うたびにBranchカスタムイベントを起動する
ステップ2で作成された報酬ルールをトリガーさせるには、ユーザーがアカウントを作成し、あなたがBranchでそのユーザーを特定した(ステップ3)後に、あなたのアプリからsignup_completedイベントを起動する必要があります。これは、userCompletedAction(“signup_completed”)を呼び出すことで実行できます。
ステップ5:ユーザーがリンクを共有できるようにする
自分のアプリを共有可能にする方法のうち、最も簡単なのは、自分のBranch Universal Object (共有したいものそれぞれに関連付けられている単一の内蔵型オブジェクト)でshowShareSheet()を呼び出すことです。このメソッドを呼び出すと、ユーザーが共有先を選択する時に、Branchリンクが適切なアナリティクスチャネルとともに自動生成されます。
ステップ6:ユーザーがクレジットを引き換えられるようにする
以上のステップに従って設定が正しく行われた後、新しいユーザーがBranchリンク経由でアプリに入ってsignup_completedイベントをトリガーすると、被紹介ユーザーは10クレジット、紹介ユーザーは5クレジットを獲得します。
クレジットを引き換える場合、あなたのユーザーはまず、自分が所有するクレジット数を知っておく必要があります。そのためには、ユーザーが自分のクレジット残高を確認して引き換えられる場所をあなたのアプリ内に確保しておく必要があります。
ユーザーのクレジット残高を表示する場所を決定したら、loadRewards()を使ってユーザーが保有するクレジットを表示させます。ユーザーがあなたのアプリで(何か素晴らしいものに)クレジットを使うことに決めた場合は、redeemRewards()を呼び出し、そのユーザーの残高から差し引くクレジット数を確認します。
私たちのダッシュボードに関する追加事項:
iOSとAndroidで被紹介インストールを追跡する:
IOSやAndroidで被紹介インストールがどのように発生しているのかお知りになりたい場合は、「Dashboard 」>「Summary」>「Click Flow」の順に進んでください。
getFirstReferringParamsを使って個別の導入フローを構築する:
個別の導入フローを構築してみたいとお考えの方は、 getFirstReferringParams()から返されるデータを利用できます。ここには、現在のユーザーをアプリに移動させたリンクの作成ユーザーに関する情報が含まれるようになります。これには、関連付けられているリンクデータもすべて含まれています。
次の例では、サインアップの可能性を高めらるよう紹介ユーザーのファーストネームとラストネームが表示されています。
自分のトップインフルエンサーは誰か?
自分のトップインフルエンサーは誰か、そしてその人物がアプリへ移動させてきたのは誰かをお知りになりたい場合は、「Dashboard」>「Referrals」>「Influencers」の順に進んでください。
被紹介ユーザー数カラムの数字をクリックすると、特定のユーザーが紹介したユーザー数が表示されます。
被紹介ユーザー数カラムの数字をクリックすると、特定のユーザーが紹介したユーザー数が表示されます。
このガイドに最後までお付き合いいただき、そしてBranchで紹介プログラムを構築していただき、ありがとうございました簡単な作業ではなかったですし、多くを学ばなければならなかったかと思いますが、長い目で見ればそれだけの価値はあります。これによってあなたのアプリが多くのユーザーを集め、App StoreやPlay Storeでトップアプリの仲間入りをすることを心から願っています。
私たちの紹介プログラムに関するご意見などがございましたら、support@branch.ioまでお気軽にご連絡ください。みなさんのチームのお力にならせていただきます。
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